2025年9月15日から19日までの5日間、静岡大学と中東欧の協定校との学術会議、第22回『インターアカデミア 2025』を、ハンガリーの首都ブダペストにて開催しました。同会議のハンガリーにおける開催は4回目となります。
静岡大学からは、近藤淳教授(創造科学技術大学院長)、原和彦教授(光医工学研究科長)、青木徹教授(電子工学研究所長)をはじめ、17名の教員および大学院生が参加しました。
開会式は、運営委員長であるAnnamaria R. Varkonyi-Koczy教授(Obuda University (現、John von Neumann University)の進行で行われ、近藤淳教授、青木徹教授、そしてRyszard Jablonski教授(ワルシャワ工科大学)から挨拶がありました。続いて、小野行徳教授(静岡大学)を含む2名の研究者による基調講演が行われました。
会期中は、研究発表に加えて、メンバー大学間での共同研究に関する打合せも活発に実施されました。また、Executive Committeeの会合では、近年本学との研究交流が活発化しているヤシ生命科学大学(Iasi University of Life Sciences:ルーマニア)が、新たにインターアカデミアのメンバーに加わることが承認されました。
会議全体を通じて、8件の招待講演、28件の一般口頭発表、さらに大学院生を中心とした若手発表者によるショートプレゼンテーションを含む11件のポスター発表が行われました。参加者は多様な研究分野にわたり、活発な議論と意見交換が行われました。
閉会式では、来年(2026)の第23回会議の主催校であるアレクサンドル・イワン・クザ大学(ルーマニア)を代表して、Ionut Topala教授(物理学部長)より次回会議の予定について案内がありました。
なお、本会議は公益財団法人スズキ財団の研究成果普及助成金の交付を受けております。同財団によるインターアカデミア発足以来の長年にわたるご支援に、心より感謝申し上げます。
更新:2025/10/14
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