(報告)Inter-Academia 2015 浜松

102015年9月28日から30日までの3日間にわたり、中東欧の協定校との国際会議Inter-Academia 2015が、浜松アクトシティ・コングレスセンターで開催されました。同会議の静岡大学での開催は、2007年以来8年ぶりです。
会には海外からの参加者40名以上を含む145名が参加し、中東欧からの参加大学は10校でのうち、アレクサンドル・アイオアン・グザ大学(ルーマニア)からは、Vasile Isan学長が出席されました。本学からは、永津雅章現地実行委員長をはじめ、伊東幸宏学長、石井潔理事、木村雅和理事、東郷敬一郎理事、渡邉修治創造科学技術大学院長、三村秀典電子工学研究所長、多くの教員、学生が参加をし、最新の研究成果の発表、各国の研究者とのディスカッションを行いました。2日目に行われた若手研究者のショートオーラル及びポスターセッションには67名が参加し、本学の大学院生4名が「IA 2015 Best Presentation Award for Young Researchers」を受賞しました。会期中には、研究交流に加え、浜松地域の魅力を紹介するために、方広寺やスズキ歴史館、花の舞酒造等を訪問・見学しました。

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最終日の夕食会では、インターアカデミアの生みの親である静岡大学の神藤正士名誉教授、荒木信幸名誉教授にご参加いただき、中東欧からの長年の協力者と共に、これまでのインターアカデミアの歩みを振り返り、更なる発展を誓い合いました。来年のインターアカデミアは、ポーランドのワルシャワ工科大学を幹事校として、9月に開催を予定です。
また、本会議は今年も公益財団法人スズキ財団の研究成果普及助成金の交付を受けて行われました。同財団には、第1回の開催以来、途切れることなく継続してご支援いただいていますことに、改めて厚く感謝申し上げます。

 *インターアカデミアの大きな成果の一つである若手研究者の育成においては、本学ではこれまでにインターアカデミアの交流を元に、20名を超す博士課程のダブル・ディグリー・プログラム(DDP)生を受け入れています。また、本校からは多くのインターアカデミア加盟校に交換留学生(学士・修士)を派遣しています。

(静岡大学HP:ニュース記事転載)

更新:2015/11/13

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