第18回 インターアカデミア(中東欧協定校との国際会議)をハンガリーで開催

2019年9月4日から7日までの4日間、中東欧の協定校との国際会議第18回Inter-Academia 2019が、ハンガリーの協定校オブダ大学を幹事校として、ブダペストとバラトンフレドを会場に開催されました。9か国の大学から51名が集まり、本学からは木村雅和教授(理事)、原和彦教授(創造科学技術大学院長)、三村秀典教授(電子工学研究所長)をはじめ25名の教職員と大学院生が参加しました。開会式では、今年度議長のオブダ大学Annamária R. Várkonyi-Kóczy 教授の進行により、同大学のLevente Kovács学長より「日本とハンガリーとの外交関係開設150周年、また同大学初の学部開設から140年周年の記念の年に、ハンガリーで開催されることを光栄に思う」との挨拶がありました。続いて、木村理事、原教授、Ryszard Jablonski教授(ワルシャワ工科大学)、Dumitru Luca教授(アレクサンドル・イワン・クザ大学)、来賓としてご臨席いただいた公益財団法人スズキ財団専務理事守田義郎様から挨拶がありました。

 次いで、近藤淳教授、Jablonski教授による招待講演を皮切りに、3日目の青木徹教授、Luca教授による招待講演を挟んで、31件の一般口頭発表、大学院生を中心とした若手研究者による10件のショートプレゼンテーション、若手を含めた23件のポスターによる研究発表が行われました。ショートプレゼンテーション参加者対象のYoung Researchers Awardには、静岡大学院生1名を含む4名が選ばれました。

 閉会式では、次回2020年の会議を主催するゴメル大学(ベラルーシ)のIgor Semchenko副学長が、会議予定についてプレゼンテ―ションを行いました。また、インタアカデミアのメンバーに新たにモルドバ国立大学が加わったことが報告されました。最後に、各大学の代表より、Várkonyi-Kóczy 教授と現地実行委員会への謝辞が述べられて、今年の会議の幕を閉じました。

 なお、本会議は、公益財団法人スズキ財団の研究成果普及助成金の交付を受けております。同財団には、第1回の開催以来、途切れることなく継続してご支援いただいており、厚く感謝申し上げます。

更新:2019/11/28

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