2024年9月4日から6日までの3日間、中東欧の協定校との第21回目の国際会議『インターアカデミア 2024』を、ワルシャワ工科大学の主催により開催しました(ワルシャワ工科大学がインターアカデミアを主催するのは、2003年、2009年、2016年に続き、4回目です)。
昨年は、4年ぶりの対面とオンラインを交えた会合となりましたが、今年は会場での直接対面での開催となり、会場に11か国から102名が参加しました。静岡大学からは原正和教授(創造科学技術大学院長)、原和彦教授(光医工学研究科長)をはじめ、23名の教職員と大学院生が参加しました。
開会式に先立ち、ワルシャワ工科大学を表敬訪問し、Adam Wozniak副学長(開発担当)、宮島昭夫 駐ポーランド日本国特命全権大使と、21回を迎えるまでのインターアカデミアにつながるワルシャワ工科大学と静岡大学の交流の概略について懇談しました。
開会式では、運営委員長であるRyszard Jablonski 教授(ワルシャワ工科大学)による進行で、A. Wozniak副学長、宮島大使、原和彦教授から挨拶がありました。続けて、清水一男准教授(静岡大学)による講演を含む3件の招待講演が行われました。
その後、会場をワルシャワ市から50Kmほど北上したプゥトゥスクPlutuskの古城に移し、会期を通して34件の一般口頭発表(内、招待講演3件)、29件の一般ポスター発表、大学院生を中心とした若手発表者による27件のショートプレゼンテーションを含むポスター発表が行われました。学生・若手研究者対象のYoung Researchers Awardでは、静岡大学院生2名を含む7名が受賞をしました。また、研究発表に加えて、構成大学間で交流拡大に向けた打合せや取組事例の紹介も活発に行われ、Executive Committeeの会合では、近年本学と研究交流が行われているビルニュス大学(Vilnus University:リトアニア)が新たにインターアカデミアのメンバーに加わることが認められました。
最終日の閉会式を兼ねたバンケットでは、来年(2025)の第22回の会議を主催するオブダ大学(ハンガリー)を代表して、Annamária R. Varkonyi-Koczy教授より会議予定の案内がありました。
本会議は、公益財団法人スズキ財団の研究成果普及助成金の交付を受けております。同財団によるインターアカデミア発足以来の長年のご支援に厚く感謝申し上げます。
また、浜松ホトニクスおよびWADIM Plastのご支援に厚く感謝申し上げます。
更新:2024/9/30
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